パラグライダーで飛ぶことのリスク

さて、今まではパラグライダーの楽しさや手軽さ、素晴らしさを書いてきましたが

ここではパラグライダーで飛ぶことのリスクについても書きたいと思います。

 

パラグライダーで空を飛ぶ=危ない、落ちたらどうするの、という方もいらっしゃることでしょう。

多分その方は、新聞でパラグライダーの事故の記事を読んだか、知人がパラグライダーをやっていて怪我をしたか、テレビの特番でパラグライダーで墜落するシーンを見たのか、パラグライダーは落ちるもの、というイメージがあるのでしょう。

 

空を飛ぶ物ですから、絶対墜落しないとは言えないかもしれません。

強風で飛んだり、風が悪いのに飛んだりすれば、風に流されて木に引っかかったり着地で痛い思いをするかもしれません。しかし、通常は、いきなり墜落したり、失速したりする物ではありません。

これは100パーセント断言できます。そんなに危ない物なら私はやっていませんし、皆様にパラグライダーを薦めたりはしません。

 

では、パラグライダーにおいて、どういった場合に事故に繋がるのでしょう。

私の経験を元にいくつかあげて見ましょう。

 

1、パイロット証を取得してからまもなくは怪我をしやすい

これは、パイロット証をもらい、他のエリアに飛びに行き、慣れていないエリアにもかかわらず、強風で無理をして飛んで怪我をするというパターンです。

完全に謙虚さが足りない人のパターンです。自分の技術以上の風で飛んだり、ソアリングする事ばかり考えている人は怪我をしやすい人と言えるでしょう。

パイロットを取ってようやく初心者ということを忘れてはいけません。

パイロット証を取得してもスクールに通ってくれる方は大丈夫ですが、すぐ他のエリアに飛びに行ったりする人は要注意です。謙虚さが足りません。

 

2、他人の言うことを聞かない人は怪我をする

過去にあった話ですが、風が悪くなったのでインストラクターが下山命令を出したのにも

かかわらず、飛んでしまい、着陸で骨折したパイロットがいました。

指示に従っていれば怪我をすることはありませんでした。後悔しても遅いです。

他人の言うことを素直に聞けない人は要注意です。

特に毎日風を見ているインストラクターの指示は聞くものです。

 

3、自分の技量に適切でないパラグライダーに乗っているパターン

スクールを離れて、クラブエリアなどでフライトする方に多いです。

自分の技量以上のグライダーに乗ることは、テイクオフとランディングで怪我をするリスクが格段に高まります。

空中ではなんとかなるでしょう。しかし地上付近でコントロールを失うと怪我に直結します。

自分の所属スクールから機材を購入すれば、こんなことにはなりません。

今まで面倒を見てくれているインストラクターはその人の技量や性格、癖などすべて知っています。

当然適切な機材を販売します。その人の安全を最優先に考えますからね。

 

いくつか例を挙げてみましたが、考えてみるとパラグライダーが危ないのではなく、人間の問題がパラグライダーにおいては危ない場面を作り出すのです。

ほとんどがこの人間が作り出す問題なのです。

自然を敬い、謙虚に、無理をしないで楽しむことがパラグライダーには必要なのです。

 

20年くらい前には、パラグライダーメーカーによる滑空性能開発競争の結果、安全性に欠けるようなグライダーも出回っていました。

しかし現在はパラグライダー機材、パラグライダーエリアといったハード面、パラグライダー協会による安全教育、パラグライダースクールの指導法 といったソフト面が充実しており、パラグライダーで飛ぶリスクは通常のスポーツと同じレベルと言えます。

スクールに入校し、適切な指導の下で適切な機材を使用し、適切な気象条件で練習すれば事故は起きないでしょう。

言わば、パラグライダーにおけるリスクは、パイロット一人一人の心の中に潜んでいるのです。

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