現在エリアの安全管理、講習生およびパイロットの安全管理には特定小電力トランシーバーを使用しています。
特定小電力トランシーバーは免許も必要なく誰でも運用できますし、価格も比較的安いので今まで大きな問題もないのですが
欠点といたしまして、10mWと出力が弱い事があげられます。
谷の中に緊急ランした場合、またツリーランした場合などに交信できないことが考えられます。
デジタル無線は出力が1Wですので特定小電力よりは交信範囲が広がります。
エリアの安全管理としてはデジタル無線のほうが安心でしょう。
全国のパラグライダースクールでデジタル無線の運用が始まっています。
当スクールでも今年より運用を開始いたします。
校長は特定小電力とデジタル無線の両方を持つことになります。
会員の皆様はどちらの無線でもフライト可能ですが、今後はデジタル無線への移行をお願いいたします。
スクールでは会員の皆様にできるだけ安価にデジタル無線を販売いたします。
詳しい価格は校長までお問い合わせください。
以前はアマチュア無線などを使用していた時代もありましたが、エリアの安全管理には違法行為となり、
使用できません。そこで多くのスクールが現在特定小電力を使ってきましたが、電波が届く、届かないなどの問題が
多少あるようです。デジタル無線は開局申請だけで、誰でも使用できますし、出力も1w出せます。
すぐに切り替えというわけにはいかないと思いますが、会員の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
ビジターとして各エリアへフライトに出かける機会が多い方は早めにデジタル無線を持つことをお勧めいたします。