先日入校したシニアのS氏と練習しました。
朝からぽかぽか陽気でサーマルブローが吹き抜けます。
空を見ると、西風ながらやや寒気が残った積雲が高いところにできています。
これは最高のコンディションに違いない!そう確信しました。
午前中に2時間立ち上げと助走の練習をしました。
現在シニアリーダーのF氏が入校した当時を思い出します。
S氏も練習熱心で、今日は何回も丘を登りました。ゴルフで鍛えているようです。
男性にありがちな手で上げてしまうところがありますが、それを除けばOKです。
徐々に力も抜けてくるでしょう。
講習バーンの風も最高で、正面から3m程度の風がずっと吹いていたので
良い練習がたくさんできました。
そして午後2時くらいに今度はタンデムで操作の練習です。
ブローが弱まるタイミングをみてテイクオフ、しかし、高度は徐々に上がっていきます。
「ハイ!ここで座って!」などといっているうちにすでにトップアウトしています。
「1本松の吹流しを左手に見て!」と言っているうちに、かなり上がっています。
「さあ、釣堀の池を目指しましょう」と言いながら、バリオがうるさく鳴ります。
けど講習タンデムなので、一応尾根の先まで行って、左に流します。
すると再びバリオが+4から5の勢いで鳴り始めます。パスして前に進むも
ずっと鳴りっぱなしなので、「左旋回してみましょうか、、」と左に回すと
さらに上がっていきます。強いサーマルなのに、全く荒れていません。
+4から5で上がっているのに、無風のような安定感です。
「もうちょっと引いて!」 ハイバンクで切れ込みながらさらに上げます。
最高のサーマルです。講習タンデムはもう頭にありません。
私はほとんど手を出すことなく、口出しはするが、、、S氏の操縦で1800まで
とりあえず上げ、「もう回さないでオルゴール館の上まで行って!」とサーマルを
離れました。ここまで上がると景色が違います。S氏も興奮してました。
「いやあ、上がりましたねえ」二人で上空で興奮してました。
これだけ上がるような日は、結構荒れているのですが、全く問題なく、まるで無風を
飛んでいるような感じです。こんな良い日は滅多に無いでしょう。
毎年10月末に1回ある最高のコンディションが、本日だったのでしょう。
どこを飛んでも上がるので、降りるところを探して降りる。降りて見上げればこの雲だ。
明日は早くも雨らしいが、土曜日には飛べるだろう。
3連休は帯状の高気圧で飛べそうだが、土曜と月曜がいいのではないかと思っている。
秋の予想天気図はころころ変わるので毎日チエックしよう。