年に1回のコンディションになりました

先日入校したシニアのS氏と練習しました。

朝からぽかぽか陽気でサーマルブローが吹き抜けます。

空を見ると、西風ながらやや寒気が残った積雲が高いところにできています。

これは最高のコンディションに違いない!そう確信しました。

 

午前中に2時間立ち上げと助走の練習をしました。

現在シニアリーダーのF氏が入校した当時を思い出します。

S氏も練習熱心で、今日は何回も丘を登りました。ゴルフで鍛えているようです。

男性にありがちな手で上げてしまうところがありますが、それを除けばOKです。

徐々に力も抜けてくるでしょう。

講習バーンの風も最高で、正面から3m程度の風がずっと吹いていたので

良い練習がたくさんできました。

 

練習熱心なS氏、F氏の入校当時を思い出す。sP1030266.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

そして午後2時くらいに今度はタンデムで操作の練習です。

ブローが弱まるタイミングをみてテイクオフ、しかし、高度は徐々に上がっていきます。

「ハイ!ここで座って!」などといっているうちにすでにトップアウトしています。

「1本松の吹流しを左手に見て!」と言っているうちに、かなり上がっています。

「さあ、釣堀の池を目指しましょう」と言いながら、バリオがうるさく鳴ります。

 

けど講習タンデムなので、一応尾根の先まで行って、左に流します。

すると再びバリオが+4から5の勢いで鳴り始めます。パスして前に進むも

ずっと鳴りっぱなしなので、「左旋回してみましょうか、、」と左に回すと

さらに上がっていきます。強いサーマルなのに、全く荒れていません。

+4から5で上がっているのに、無風のような安定感です。

「もうちょっと引いて!」 ハイバンクで切れ込みながらさらに上げます。

最高のサーマルです。講習タンデムはもう頭にありません。

 

私はほとんど手を出すことなく、口出しはするが、、、S氏の操縦で1800まで

とりあえず上げ、「もう回さないでオルゴール館の上まで行って!」とサーマルを

離れました。ここまで上がると景色が違います。S氏も興奮してました。

「いやあ、上がりましたねえ」二人で上空で興奮してました。

 

これだけ上がるような日は、結構荒れているのですが、全く問題なく、まるで無風を

飛んでいるような感じです。こんな良い日は滅多に無いでしょう。

毎年10月末に1回ある最高のコンディションが、本日だったのでしょう。

 

操縦は任せて写真を撮る。結構高い。sP1030269.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

暇なのでこんなものまで撮る。sP1030271.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

どこを飛んでも上がるので、降りるところを探して降りる。降りて見上げればこの雲だ。sP1030272.jpg

 

 

 

 

 

 

 

明日は早くも雨らしいが、土曜日には飛べるだろう。

3連休は帯状の高気圧で飛べそうだが、土曜と月曜がいいのではないかと思っている。

秋の予想天気図はころころ変わるので毎日チエックしよう。

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